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初版公開:20132年1月5日


【総評】

総評。
初めてポケスコに出ました。そして驚いた。
みんなレベル高い。レベル高くて戦いた。話はかなりまとまってる。
◆評価方法は、文章力(読みやすさ)、面白さ(←これが一番大事)、好み、発想、誤字脱字、矛盾の無さ、お題の活用性、等を適宜点数化し、さらに再読し熟考して☆を振りました。
☆3→何度でも読みたい(3作品) ☆2つ→もう一回読みたい(5作品) ☆1つ→良かったよ(^o^)ノ(自作品を含めた7作品)
とこんな感じになりました。
☆3つの中でトップだったのは『蜃気楼の中で』、次点で『意味の羅列』『馬鹿ほど愛しい』です。
●抽象的なお題をどう話に組み込むのか、悩んだ作者さんは非常に多いと思いましたが、もっとぶっ飛んでもいいかなーと。☆の数に限らず。せっかくのコンテストですからね!
いつもは感想をほとんど書かないので的外れな指摘があるかもしれません。なんだこの感想、上から目線でふざけやがって、と思ったらさらっと流してくれればうれしいです。ちなみに感想の長さと小説の面白さはまったく比例していないので、あしからず(´・ω・`)
僕も作品を一つ出しましたが、出せて本当に良かった。でなければみなさんが書かれた素晴らしい作品に出会うこともなかったでしょう。主催者の小樽ミオさんも、長きに渡る作業お疲れ様でした!
▼それと、駆け込みで作品を出した人が多いからかもしれませんが、誤字脱字が結構見受けられました。そのせいで読む気が削がれることもしばしば。たかが短編一つ、誤字脱字はどれだけ多くても一、二個に留めて欲しい。だから推敲はきちんとしましょう(自分にブーメランにならないことを祈りつつ)。
ていうか! 死亡率! 半端ないね!
◆朱烏(005『冷たい刃にうつろ仕掛けを』)

今回は皆レベルが高い作品ばかりでしたね……しかし、好みの問題や、細かいあらなどが気になって、どうしてもすべてを受け入れきるのは不可能と言う作品も多く……難癖をつけるレベルで指摘をしては、☆三つの作品は少なくなってしまいました。
5段階評価だったらまた変わっていたかも? というような作品も多いので、毎度のことながら点数の管理が難しいものです……

「審査員特別賞」は005の「冷たい刃にうつろ仕掛けを」でお願いします。
◆リング(審査員:002『砂漠の神の子』)

■記入者
586

■総評
今回、僭越ながら審査員として参加させていただきました、586です。
本コンテストは粒揃いという言葉が実にしっくりくる、非常にレベルの高いコンテストでした。甲乙つけ難い中で、No.12「確かに恋でした」及びNo.14「馬鹿ほど愛しい」の二つに☆☆☆を付けさせていただきました。
No.12「確かに恋でした」は、ダイゴに対するハルカの形にし難い想いが徐々に明瞭になっていくと言う筋書きです。題材として目新しいところはなく、作品に大きなサプライズがあるわけでもありません。あるのは、ハルカの想いを丁寧に綴った心理描写だけ。それが非常にしっくりきました。ハルカの想いだけにフォーカスを絞り、確かな筆致で丁寧に描ききった作品でした。
No.14「馬鹿ほど愛しい」も、ある意味これに通じるものがあります。作品としてはかなり短い部類ながら、作品の中で確かに世界が存在し、登場人物が思い悩み、それでも明日はあると僅かな希望を見出して全体を締めくくっている。短編という縛りのあるコンテストにおいて理想的な形に持ってきたと、読みながら繰り返し頷きました。
短編に限らず、作品の中で「何を訴えたいのか」「何を描きたいのか」を明確にすることは非常に重要です。それは単純なものでも構いません。単純であっても明瞭であれば、物語にはっきりとした意味を与えることができます。物語を作る上で、これは非常に重要なことだと思います。
とても有意義で楽しい企画だったと思います。参加させて頂き、ありがとうございました!

■審査員特別賞
特別賞は、第一弾にしてシュールさを極めた独特な作風の「数葬」としたいと思います。この作品だけ、何かこう他と違うものを感じます。自分には出せないテイストだと思いました。
◆586(審査員)

全体レベルは高いと思う。頭を抱えるようなひどい文章も見あたらない。が、熱狂的に支持したくなるような突出した作品は見られなかったように思う。平均点はとってるのだけれど、おとなしいね。もっとぶっ飛んでいいと思う。あと一歩突き抜けて欲しい。
なので文句なしの☆☆☆というのは今回はつけていない。ストーリーとして纏まっており、違和感等感じなければ☆☆にし、あと一個の☆は心理描写等が書けていると思った作品にボーナス点としてつけたと思っていただきたい。
また評価とは別に創作の参考的に「おお!この設定いいなぁ!この着眼点はおもしろいなぁ」というのは結構ありました。岩の恩人とか、龍神の花嫁とか、砂漠の神の子とか。ただ、評価は三段階しかないので今回は設定がよかった事に関しては加点しておりません。小説としてのまとまり、そして「心」や「感情」を書こうとしたかどうかというのを重視して点をつけました。
アイディアとして素晴らしい作品はたくさんあった。が、小説はアイディアと起承転結が一体になって、共感させての総合点だと思います。
◆No.017

今回、初めて批評・感想を書かせて頂いたのですが、全体的に非常にレベルが高かったです。配点はとても悩ましかったのですが、ストーリーを重視しました。はっきりとした起承転結のある短編小説が好きなので、そういった作品のポイントを高くしています。もちろん文章表現も評価対象だったのですが、私には文句のつけようのない作品が多かったです。創作をする上で、このコンテストからはとても良い刺激を受けました。主催を務めてくださった小樽ミオさんと、参加者の皆様にはこの場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました!
◆イサリ(003『蜃気楼の中で』)

最初は感想書くつもりなかったんですけど、書き始めたら意外と書けてしまいました。ほんとは全部に書きたかったんですが、さすがにダウンしました。ごめんなさい。
お題、結構難しかったと思うんですけど、皆さん、思い思いに書かれていて、それぞれ楽しみながら読みました。
作品応募できなかったのは残念でしたが、感想書いて投票するだけでも十分楽しかったです。
企画運営した小樽さんはじめ、作者の皆様お疲れ様でした。
◆砂糖水

 面白かったです。
 「冷たい刃にうつろ仕掛けを」や「立てこもり」などの練りこまれた長編から、自作「数葬」や「意味の羅列」などの印象的な短編まで。
 様々な作品が集う『コンテスト』の面白さを教えて頂きました。
 ちなみに、私は審査員でも何でもないので特別賞とかそういったものを授与する権限はないのですが、「岩の恩人」は飛び抜けて面白かったと思います。
 私からは以上です。ありがとうございました。
◆利根川 泰造(001『数葬』)

マサポケに流れ着いてから早1年以上。
ダイゴさん好きはいなくて、オリジナルな雰囲気の中でひたすらダイゴさんくださいと叫ぶ毎日。ポケスコ3でダイゴさん出せば即バレる始末。
そんな環境の中!ダイゴさんが!なんと!三つも!!!

うおおおおおおおお!
みんながダイゴさん書いてくれてる!!

と感動した!
私は感動したぞ!!!
嬉しくて、嬉しくて!!!

けど審査員特別賞は、馬鹿ほど愛しいを推したい。
◆きとら(審査員:010『竜神の花嫁』)

ポケモン二次小説を書き始めてから一年、前回よりも少しは上達したかな――と思います。
それにしても、今回皆さんのレベルが高くないですか。これいいな、というのがいくつもありました。
けれどレベルが高かった分、「あとここをこうするといいのに」とも思いました。
☆3との差をつけたかったのもあり、星の数が低めになっています。
印象が強いもの、特に良いなと思った作品には☆3、残りはバランスを考えつつ配点しましたが、☆1と☆2、☆2と☆3の間はあまり差がないです。
それと慣れないながらに感想を書かせていただきましたが、もし的外れのことを言っていたら、そのまま無視していただくか、脳内でフルボッコにした後に忘れてください。
それでは最後に、作者の皆さんお疲れ様でした。そして主催のミオさん、コンテスト開催ありがとうございました!
◆穂風奏(011『幻想ミレニアム』)

みお君、主催お疲れ様でした。
このコンテストで馬鹿ほど愛しいに会えたのは正直うれしかったです。

今回、設定のいいものが多くありましたが、キャラが生き生きとしているように感じなかった作品が多かったのがすこし残念でした。
◆西条流月(009『ポケモン被り』)

 今回は色々ありまして、選手として参加する事が出来ず、誠に残念でしたorz 無念で御座る。
 ただ、何時も通り読み手としては満足のいく時間を過ごさせて頂けましたので、その点では嬉しい限りでした! 忙しい時間を縫って精力的に活動なされた主宰の小樽ミオさん、そしてエントリー下さった15名の作者様、加えてこの日の為に人知れず努力なさっておられた大勢の執筆者の方々に付いても、精一杯のお礼の言葉をお送りいたします。此度は本当に、有難う御座いました!
◆クーウィ

 運営としてのコメントは別ページにして、ここでは一読者としての感想を述べさせていただこうと思います。
 月並みな表現ですがどの作品もレベルが高く、一定のラインを越えているように思えました。致命的に酷い作品というのはなく、ご参加のみなさまの執筆力の高さをうかがわせます。
 一文一文を取ってみればどの方も書きなれた印象を受けます。それゆえにストーリーの展開のさせ方、描写の過不足によって評価が分かれたのではないかと拝察いたしました。ストーリーや着想は大変面白いものの、展開のテンポが……!/ここはもっと文字数を割いて丹念に描いてほしかった……! という作品も多かったです。それは裏返しにすれば「この点がよくなればもうひとつ☆をあげたくなる!」ということの表れでもありますので、同じ小説書き同士、地道に磨きをかけてゆけたらと思います!
◆小樽ミオ

人間の汚さや醜さを描いた作品が多く目につきました。そのオブラートに包まない力強い叩きつけるような文章、私にはなかなか書けないもので……勉強になります。もちろんそうでない作品も、どれも大変面白かったです!次回ありましたらぜひまた参加したいです。ありがとうございました。
◆ミルメコレオ(014『馬鹿ほど愛しい』)

SBです。
自分のことは棚に上げていろいろ批評してみました。なるべく具体的な変更点を書くよう心がけましたが、時間が足りず、後半の作品はほとんどノーコメントです。ごめんなさい。
点数はともかく、みんなとても面白かったと思います。
作者のみなさんお疲れ様でございました。
◆SB(008『意味の羅列』)

 今まで目にしてきた祭典に負けず劣らず、数・内容ともに充実しているコンテストでした。参加された皆様の発想力・構成力、そしてムウマ編集長の細かな心配りに感嘆し通しでした。作者・審査員の皆様、そして開催主のムウマ編集長、まことにお疲れ様でした。
 ただ……(期間内に仕上げられなかった私がどうこう言うべきではないかもしれませんが)、誤字や脱字が目立ち、また構成は良いものの全体が締まっていない作品が多いように感じられました。せっかく物語に没頭しているのに、誤字を見つけた瞬間に意識が引き戻されて興醒め、というパターンが多々ありました。作者の皆様、ぜひとも見直しをなさってください。一度だけでなく、何度でも。こういう細かい点が非常にもったいないです。
 あと数点、「この内容が書きたかった。だから書いてみた」というような作品があったのも気になりました。なんというか、悪くはないけれども練りが甘いな、と感じてしまいました。
 全体的な傾向としては非常に私好みで、全作品面白く読ませていただきました。改めまして、関係者の皆様、お疲れ様でした!
◆ラクダ

作者・読者のみなさま
ご参加ありがとうございました!